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駒沢女子短期大学食物栄養科の西山教授ら6名が共著された論文『キウイフルーツ等マタタビ属果実におけるビタミンC含量の品種/系統間差異』が、Journal of Agricultural and Food Chemistryに掲載されました。

また、上記論文は2004年9月3日に、岩手大学にて開催された日本食品科学工学会 第51回大会において、西山教授により発表されました。

以下は論文及び学会発表の要旨になります。
 
     
   
キウイフルーツ等マタタビ属果実におけるビタミンC含量の品種/系統間差異

西山 一朗,山下 友香,山中 美穂,下橋 淳子,福田 哲生*,大田 忠親
(駒沢女子短期大学・食物栄養科,*香川県農業試験場・府中分場)

目 的
キウイフルーツやサルナシなどのマタタビ属果実は、ビタミンCを豊富に含むことが知られている。しかし、最も一般的な経済栽培品種である'ヘイワード'以外の品種/系統における調査は、十分とはいえない。本研究では、21品種/系統のマタタビ属果実について、アスコルビン酸ならびに総アスコルビン酸含量を測定することにより、そのビタミンC含量を比較した。
方 法
緑色系キウイフルーツ(Actinidia deliciosa)としては、'ヘイワード'、 'ブルーノ'、 'アボット'、 'エルムウッド'、 '香緑'および'讃緑'を、黄色系キウイフルーツ(A. chinensis)としては、'紅心'、'ゴールデンキング'、'魁蜜'、'さぬきゴールド'、'レインボーレッド'、'小林39'および'ホート16A'を、シマサルナシ(A. rufa)としては、'淡路系'と'長野系'を、またサルナシ(A. arguta)としては、'香粋'、'信山'、'平野系'、'月山系'、'一才'および'光香'を用いた。それぞれの果実の可食部よりビタミンCを抽出し、逆相カラムを用いたHPLC分析により、アスコルビン酸含量を求めた。一部の試料は、還元処理後に同様の測定を行い、総アスコルビン酸含量を求めた。総アスコルビン酸の値からアスコルビン酸の値を差し引いた値をデヒドロアスコルビン酸含量とした。
結 果
調査したマタタビ属果実のビタミンC含量は、25.5 mg/100gから206mg/100gの範囲であった。'ヘイワード'果実では、アスコルビン酸が55 mg/100g、デヒドロアスコルビン酸が10.5 mg/100gで、ビタミンC含量は、65.5 mg/100gであった。 緑色系キウイフルーツ果実の中では、'ブルーノ'のビタミンC含量が最も高く、80.0 mg/100gであり、'アボット'で最も低く、29.2 mg/100gであった。'ヘイワード'と比較して黄色系キウイフルーツ果実では、ビタミンC含量が高い傾向を示した。その中でも、特に'さぬきゴールド'のビタミンC含量は高く、206 mg/100gであった。これは、今回用いた21品種/系統中で最も高く、 'ヘイワード'の3倍以上に相当する値であった。また、'さぬきゴールド'は大果であるため、一果当たりのビタミンC含量は、'ヘイワード'の5.3倍にあたる347 mgにも及んだ。一方、シマサルナシ果実のビタミンC含量は、'ヘイワード'と比較して有意に低値を示した。サルナシ果実のビタミンC含量は、品種/系統によって大きな差異を示したが、'ヘイワード'と比較して、'信山'、'月山系'、'一才'および'光香'では、ビタミンC含量は有意に高値を示し、また総アスコルビン酸に占めるアスコルビン酸の割合も高い傾向が認められた。

掲載紙名
Journal of Agricultural and Food Chemistry 第52巻 5472-5475ページ (2004)

駒沢女子短期大学食物栄養科 西山教授のHPはこちらです。
 
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