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会員NO.S9 片岡 郁雄さん 直撃インタビュー

第5回は、技術者会員 香川大学教授 片岡 郁雄さんです。専門は、果樹園芸学です。ブドウ・モモ・キウイフルーツ等、落葉果樹を中心に農業試験場府中分場と共同研究をされています。キウイの新品種育成も手がけていると聞き、香川大学農学部にある片岡教授の研究室にお邪魔してきました!

“知性に裏付けされた会話が印象的” 片岡 郁雄さんプロフィール
香緑の棚の下で。学生が休めるようにベンチを作っています!
●ご住所 香川県木田郡三木町
●ご趣味 「たくさんあるよ」と一言。その中でも、「釣り」と「山歩き」ははずせないそう。釣りは、海・川なんでも。香川県なら、どの時期にどこに行けば、どんな魚が釣れるか分かるとか。大学時代には、登山部に所属していました。「これはすごいよ」と笑いながら教えてくれた特技は、
「どこでも寝ることができること!」研究のため、タイの山奥を訪ねたときのこと。ものすごいでこぼこの山道を運転する車の中で寝ていて、同乗した教授に感心されたそうです。アウトドア派なのですね!
岡山県生まれ。京都大学 農学部入学。果樹園芸学を専攻。大学院農学研究科修士課程修了。学位:農学博士。京都大学助手を経て、1987年香川大学農学部教授になる。


“香川大学農学部 片岡教授の研究室へ!”


大学の研究室を訪問するということで、緊張しながらドアをノック。
扉を開けると、様々な実験道具の中から片岡教授が姿を現しました。
「あっ。よく来たね。こちらへどうぞ。」
その一言と笑顔で一気に緊張がほぐれました。


早速、「キウイな葛まんじゅう」を試食してもらいました!!”

6月の技術講習会で、「間引いたキウイで、浅漬けができないかな?」と提案したのは、何を隠そう片岡教授。キウイのお菓子にも興味津々な様子です。
「うん、いけるね。葛まんじゅうを一口大にしてもおいしいかもね。」と、アドバイスまでいただきました!



“さてさて、本題。サン・キウイ倶楽部に入会したきっかけは?”

「農試府中分場から紹介されたのが、入会のきっかけかな。」
「かがわオリジナルキウイがこんなに頑張っている!」ことを一般に広く知ってもらうのは、研究者としてもうれしいから、サン・キウイ倶楽部には、(色々な意味で)期待しているよ。


“マル秘エピソード 大公開!”
現在の研究テーマは?

「キウイフルーツの原種(主にサルナシ)の形質について」です。
組織培養、遺伝子解析、成長のパターン、果実成分について研究しています。基本的なキウイの性質を調べることで、どの組み合わせで交配すると、どんな形質のキウイができるか予測することができ、新品種育成の効率をあげることが期待されます。

キウイの新品種育成に取り組んで4年になります


4年間、毎年、いろいろな組み合わせで交配を行なっています。
「今は、交配してできた新しい系統のキウイの苗を育てている段階かな。まだ結実まではしてないけど、これからが楽しみだよ。」

キウイの原種を集めています!
「昨年は、キウイの原種を集めよう!ということでいろいろな所に採集にいったなあ。高知県の足摺岬。徳島県の祖谷などかな。(有名な祖谷のかずら橋は、キウイの原種「サルナシ」でできています!)。登山が趣味だから、山歩きは苦にならないんだ。「なんとなく、キウイの原種がありそう」っていう嗅覚が働くんだよ。(笑)」
←「昨年採集したキウイの原種の挿し木」


取材アルバム
この果物は何だ?
新品種育成の現場も見せてもらったよ。

 
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