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キウイで産後ダイエット女性健康ダイエット

人の数だけ物語があるように、生あるものすべてに物語がある。 木、葉、花、風、大地・・・耳を澄ませば聴こえてきます。 植物にだって感動のストーリー。

＜1月＞

「再生」

再び生まれ変わる。 もし、人間も生まれ変わる生き物なのだとしたら、あなたは何に生まれ変わりたいですか？ 今回の「せん定」リポートは、内容の複雑さを感じながらも、樹のもつ生命の力強さを見せ付けられたような取材でした。せん定で切り落とされた枝は、また「たい肥」として生まれ変わり、樹の栄養となる。どこにも無駄は見られません。 「植物を育てるにはやはり植物なんだよ」そう言った生産者会員島田さんの言葉が印象的でした。根は人間でいう内臓。地上部で異常が見られた時の原因はほとんど根にあるといいます。一本一本の木にカルテをつくり、健康状態を見る。 それは決してオーバーな表現ではなく、実をつけるため、木をいつまでも健康に保つためには必要なことなのです。 「肥料には＜水溶性＞の肥料と＜く溶性＞の肥料がある。＜く溶性＞の肥料というのは『海老』や『蟹』などの海産物。これらが果実の旨みを引き出すことになるんやけど、根はそのままでは吸収できない。そこで、根は根酸（こんさん）というエキスを出す。人間でいう胃液みたいなもんかな。それを出すことで＜く溶性＞のものを溶かし、養分として取り込むわけや。でも、それも根が健康でないと出来ないこと。根を健康に、そして丈夫に育てるためにも『生まれ変わった自身の栄養』（チップ）は必要なんや」 私も今、生まれ変わりたい。自身の失敗を切り落としてチップにして、今、私の養分として吸収したい。

←畑中に散りばめられた枝たち。 　 これからチップになり、来年の肥料になる。

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