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★3回目★ 平成16年7月28日(水) 快晴!

山下さん 香川県農業試験場府中分場でブドウを担当している主任研究員、山下さんに案内して頂きました。
山下さん 事務局

糖度を測定

前回の取材では、あまり外観の変化はありませんでした。でも、果実の肥大が止まる=生長が止まるわけではありません!果実内部では変化が起きているのです。ロザリオ・ビアンコは「水まわり期」に突入していました。細胞が肥大(=水ぶくれ)していき、香り・糖度があがる時期です。そこで、今回の取材では糖度を計ってみました!収穫期までにどれくらい変化が見られるのか、楽しみですね。

糖度計

同じ房の中でも、それぞれの粒によって水まわりの進み方は違います。粒を触ってみると分かるよ。
あ!本当だ!水まわりの進んだ粒は、触るとプニュプニュしていますね。でも固い粒もある…
1つの房の中でもだいぶバラつきがあるからね。でも、花はだいたい上から下に咲くでしょう。だから水まわりが進むのも上から下。それでブドウは肩が一番甘いんだよ。
なるほど〜。ではここで糖度の測定結果を発表!

測定結果
真ん中
おしり
13.3
12.5
データなし
おしりは、まだまだ固くて測定出来ませんでした
 
・・・肩
・・・真ん中
・・・おしり

糖度の測定結果でも、肩が甘いという結果が出ていますね!
でもまだまだ低いね。収穫期には17度くらいになるんだよ。

これぞプロの技!
この2点の写真はブドウをてっぺんから見た様子です。違いが分かりますか?右の写真の房はぎっしりと隙間なく粒が詰まっているのに対して、左の写真の房はスカスカですね。
左の写真の房はオフ会の参加者の方が摘粒した房です。
全体をまんべんなく摘粒するとこんな風になってしまいます。右の写真の房のように粒が隙間なく詰まっていないと、出荷する際に運搬の振動によって粒が落ちてしまいます。
1回目の取材でもお聞きしましたが、こうやって実物を見て比較してみると分かりやすいですね。

次回取材は8月の中旬頃です。お楽しみに!


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