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今日も朝から雨・・・。
そんな梅雨のある日、生産者会員島田さんの畑を訪れました。
畑に着いたとたん、雨は小止みに。今だ!とばかりに写真をとっていると・・・
んっ?どの枝も元から捻っているぞ?その訳は?


あっ枝が捻れてる!どうしたんですか?

“捻枝”(ねんし)だよ。

えっ・・・? “捻枝”って何ですか?

そうやなあ。見たことないかなぁ?

捻枝(ねんし)とは
4月下旬〜5月に、枝の重なりをさけ、枝の間隔を保つように、新しい枝の元で捻り、枝の伸びる方向を調整する作業のことです。
雨の日または前日に捻枝をすると傷ついた部分が病気の感染源となるので、晴れた日に行います。

どうやって捻枝をするの?

「新芽は放っとったら上に向かって伸びるんや。キウイの芽というのは風に弱いから、このままではちょっとした風でも元から『ぽこっ』と落ちてしまう。
そこで、新しい枝の元をしっかり持っとって『ぐじゅっ』と捻る。キウイ棚に水平になるように付け根から曲げて寝させてやるんや。」

「まあ、新芽は軟らかいし形成層がつながっているから、強く捻っても生きているんや。これで枝の成長を抑える訳や。

どの枝も成長が均等になるように枝の強さをそろえることも目的のひとつかな。」と島田さん。

なぜ捻枝をするの?
1.
キウイの芽は風に弱いので、捻枝をして、棚に水平にすることで、芽が折れるのを防ぐ。
2.
枝の重なりをさける。
3.
枝の強さをそろえる。(どの枝からも均一な果実が収穫できる。枝の成長ではなく、果実の成長に栄養を与える意味もある)などです。

果実を甘くするため、樹をわざと傷つけるって聞いたことはありますが、間近で見たのは初めて!プロならではの作業に見入ってしまった事務局でした。


キウイ畑アルバム

雨上がりのキウイ畑は輝くようでした。
その様子は?キウイ君をクリック!

 

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