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福田さん、さっきの器械って何ですか?
ポーレンダスターといって、受粉器です。次に紹介するね。
石松子っていうのも分かる?
分からないです〜。

●ポーレンダスター

受粉器。石松子で10倍程度に希釈した花粉を入れて使用する。
●石松子

花粉の増量剤。赤色に染色しているので、受粉済みの花が分かりやすい。

まずは、雄花の花粉の採取からはじめましょう!
@雄花の採取

雄花の葯の中に花粉が詰まっている。花が開くと花粉も飛んでしまうので、開花直前から当日開花の花を早朝に採取する。

A葯を切り取る

葯をハサミで切り取る。
今回は採葯機を使用。


<採葯機>

B採取した葯をふるいにかける

花びらや不純物を取り除く。
葯を新聞紙などにに薄く広げる。

C開葯させる

常温で約一昼夜置くと、葯が開き、花粉が放出される。

D葯をふるいにかける

100〜120メッシュのふるいで花粉を採取する。


<花粉>


さて、花粉を採取したら次はお待ちかね、受粉です。

E受粉する

ポーレンダスターまたは筆などで雌花の柱頭に受粉。

ピンク色の粉末が石松子で10倍程度に増量した花粉です。

ポーレンダスターにセットして、雌花の柱頭につくように噴射!柱頭にまんべんなくつくようにするのが難しかったよ!!!
ずっと上を向いて、同じ姿勢の作業です。思わず「首が痛い〜」と言ってしまいました。


キウイ1本の木につける花は約1,000個以上。
同じ時期に全ての花が開くことはありません。数日に分けて、受粉作業が必要です。


香緑の花は思ったより大きくって、小指ほどありました。棚一面、白い花で埋め尽くされていましたよ。かすかに甘い香りが辺り一面をつつんでいました。


・・・っと、思わず見とれていた事務局を尻目に、福田さんは受粉に奔走!今回の「教えて福田さん」は忙しい中、取材に応じてくださいました。福田さんは、花粉を採取するのも走っていって、受粉も走って。駆け足ながらも一生懸命教えてくれました。

こんな真摯な気持ちでキウイに取り組む技術者と生産農家にささえられて、現在の香川県オリジナルのキウイがあるんだなあ。と思いました。





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