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−キウイフルーツと仲間たち−

香川大学農学部果樹園芸学研究室
香川県農業試験場府中分場

【資料提供】香川大学農学部
片岡郁雄 氏
■キウイフルーツの栽培
キウイフルーツは、1960年代初め、静岡県有用植物園に日本に初めて導入された後、国公立試験場や民間業者によって苗木が輸入され、ミカン生産地帯を中心に栽培が広がりました。また、ニュージーランドを主体に多くの果実が輸入されていますが、品種は国内外ともに「ヘイワード」が大半を占めています。
香川県下での栽培面積はそれほど多くはありませんが、香川県農業試験場の育成品種は内外の注目を集めています。》》》国内の栽培面積

■キウイフルーツの原産地
キウイフルーツは中国南部を原産とするマタタビ属(Actinidia)の一種で、近縁の種を含めるとその仲間は60種にも及びます。現在の主要品種の「ヘイワード」は、中国からニュージーランドに持ち込んだ数粒の種子から選抜された品種です。原産地の中国南部には今なお様々な特徴をもった原種が数多く自生しています。
←湖北省西部の野生キウイフルーツ(A. deliciosa)
2002.9 撮影 國土

A. deliciosa
キウイフルーツの原種
A. chinensis
中国軟毛種
A. eriantha
A. lijiangensis
A. macrosperma
A. melliana

■日本原産のキウイフルーツ近縁種
日本にも数種のマタタビ属の植物が分布しており、地域の特産品としてその果実や蔓が利用されてきました。
【サルナシ】(A. arguta)
全国の山地に分布。果実は緑色で表面は光沢あり。果実酒やジャムに加工される。祖谷のかずら橋は、この蔓を編んで使用する。別名シラクチズル。
A. arguta var. hypoleuca ‘Nagao’ 2x
A. arguta ‘Kochi’ 4x
A. arguta ‘Gassan’ 6x
A. arguta ‘Issai’ 6x

シマサルナシ(A. rufa)
西日本から南西諸島の海岸地帯に分布。果実表面は茶褐色。別名ナシカズラ。
A. rufa ‘Awaji’ 2x
A. rufa ‘Nagano’ 2x

マタタビ(A. polygama)
全国の山地に分布。薬効成分を含み古くから生薬として利用される。ネコを誘因するマタタビラクトンを含む。
A. polygama ‘Satoh’ 2x

ミヤママタタビ(A. kolomikta)
北日本に分布。ビタミンC含量が著しく高い。
A. kolomikta 2x
 
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