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キウイで産後ダイエット女性健康ダイエット

★１回目★　平成１６年６月２５日（金）　快晴

	香川県農業試験場府中分場でブドウを担当している主任研究員、山下さんに案内して頂きました。
	山下さん 事務局

おさらい！

キウイと同じツル性植物であるブドウ。とは言え、キウイとは全く作業も異なります。まずは、“摘粒”作業のおさらい！でもその前に摘粒の前段階、“花穂整形”について。

花穂整形

花穂整形とは、摘粒する前、花の段階で行う間引き作業の事です。この作業によって半分以上の花が除かれ、先端も切り落とします。この作業をしないと、私たちが「ブドウ」と認識している形からは程遠い、細長いブドウの房になってしまいます。６月１２日のオフ会時に皆さんが敵粒を体験したのは、開花から１ヶ月ほど経った、花穂整形された房だったのです。

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軸の部分を拡大すると→ 花を切り取った跡が分かりますね。

▲花穂整形の手順 �@開花１４日前〜直前に半分程度まで刈り込む �A満開時に先端を１〜２ｃｍ切り落とす

摘粒作業

花穂整形によって花をだいぶ切り落としたブドウ。 次は、専用のハサミを用いて、粒の間引き作業を行います。 【摘粒作業】 �@大豆粒の時期に１回目の摘粒。無核粒・三日月果を除きます。 �A２回目の摘粒は満開後１ヵ月後に小粒果を除きます。

摘粒テクニック！！

摘粒は全体をまんべんなく間引くわけではありません。上の方はあまり間引かず、真ん中あたりを多く間引きます。 どうしてですか？ それは、隣に並んだ粒同士が支えあい、粒を上に持ち上げるようにするためです。均等に間引くと全体の粒が下に垂れ下がったようになり、見た目はスカスカ。出荷時の運送にも耐えられずに粒がポロポロ取れてしまいます。 う〜む、ムズカシイ。。。 摘粒って、将来のカタチを想像しながら行う、とっても知的な作業なのですね！
	▲理想的な房形

比較してみよう！

左：６月１２日　対照房（摘粒していない房） 中：６月２５日　対照房 右：６月２５日　摘粒した房

●粒の大きさ比較！ 左側が６月１２日・オフ会時のブドウで、右の２つがオフ会から２週間後のブドウです。早くも、粒が２倍ほどの大きさになっていました！オフ会時にはまだ粒が小さくて軸がチラチラと見えていましたが、もう見えません。 ●房の大きさ比較！ 摘粒しなかったらどうなるのかな？？真ん中が摘粒しなかった房で、右が摘粒した房です。約２倍程も長さに違いが！摘粒しなかった房は２０ｃｍ程の長さがありました。こう長いと、普段食べているブドウとは別物のようです。 さて、次回取材は７月の中旬頃。どんな変化が見られるのかな？お楽しみに！

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