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開花の早い雌品種では、マツアやトムリといった主要な雄品種との受粉が間に合わないので、受粉用花粉の貯蔵は必要不可欠です。ぜひトライしてみてください。
花粉の採取方法
@開花直前の蕾や当日開花の花を採取する。
A採葯機やハサミ等を利用して葯を切り取る。
B新聞紙の上に薄く広げて22〜25℃で一昼夜かけて開葯(乾燥)させる。
C100〜120メッシュのフルイで花粉を採取する。
花粉の貯蔵方法
@花粉を10g程度に小分けし、薬包紙等で包む。
Aコーヒーの空瓶や茶筒を用意し、シリカゲルを花粉と同量入れ、密封する。
Bその中に包装した花粉を入れ、家庭用冷凍庫で貯蔵する。
ポイントは、必ずシリカゲルを入れて冷凍貯蔵することです。シリカゲルを入れないと花粉が湿るため、花粉の発芽率が低くなります。 |