キウイ倶楽部ではキウイフルーツを中心にして、キウイによる健康・美容・ダイエット・オリジナルTシャツを応援します

キウイで産後ダイエット女性健康ダイエット

「キウイフルーツって、マタタビ科の植物なんだぁ。」「マタタビといえば、ネコの大好物。」 「ってことは、ネコはキウイフルーツの木に反応するの？」 前回の取材で福田さんとお話しているうちに、私は、そんな疑問が湧きあがりました。う〜ん、気になるっ！ネコがキウイ畑に入ったら、どうなるんだろう。でも、府中分場あたりには、野良猫なんて見かけないし･･･。

そんな疑問を抱えながら過ごしていた先日、ある取材の際に、「野良猫がキウイに悪戯をするものですから･･･。」っていう言葉を耳にしたのです！「えぇっ？！」 私が訪れていたのは、香川県木田郡三木町にある香川大学農学部。高松市中心部からは、車で３０分くらいかな。同じ三木町には香川医科大学もあるので、大学生が多く行き交う文教の街でもあります。

その日、香川大学農学部の片岡郁雄教授（当倶楽部技術者会員）から学会発表のお話をお聞きするために、研究室にお邪魔していました。研究室でのお話の後、キウイの研究農場を御案内して頂いているときに、その言葉を偶然に耳にしたのです。「の、野良猫が来るんですか？」

研究農場は、頑丈そうな網で仕切られていました。これは、野良猫を入らせないためとのこと。網の中には、小さな苗のキウイが、一生懸命に葉を広げるようにして一面に植わっていました。そこへなんと、こともあろうか、野良猫は、敷き詰められたキウイの小さな苗をベッドのようにして、横たわるのだそうです。 また、片岡教授は、挿し木にした場合の根の状態等も、品種ごとに調べていらっしゃいます。そんな経過観察中のキウイの挿し木も、ネコに見つかってしまうと、激しく掘り返されてしまうそうです。 でも、被害はそれだけではありませんでした。種を撒いた直後の苗床は、霧状の水やりが行われるハウスにいれておくのですが、そこもネコには遊び場所にされてしまうんだとか。キウイ以外のモモなどの発芽の時には目もくれず、キウイの時には苗床に突進。種から発芽したばかりの状態でも、ネコにはちゃんと分かるんですね。

ネコにマタタビ粉末を与えた様子

（写真提供：香川大学農学部大学院生の國土君と香西さん）

「キウイはマタタビ科の植物だから、やっぱりネコは反応するんだ･･･」 心に抱いていた疑問が、思いがけず一気に解明されて、気分がスッキリしました。 皆さんも、キウイについて、日頃から疑問に感じていることはありませんか？ もっとキウイが大好きになるためにも、そして、さらなるキウイ通になるためにも、疑問を解決して、私たちと一緒にキウイを楽しみましょう。疑問解決のお手伝いをさせて頂きたいので、キウイに関する質問などがありましたら、是非、サン･キウイ倶楽部事務局まで御連絡下さいね。