■生産拡大について |
いまや「かがわオリジナルキウイ」は知るひとぞ知るところとなったわけですが、そのキウイの生産については様々な問題が残されています。次はそうした生産拡大への意見が満載です。 |
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*認知度アップに追いつかない |
島田 |
仮に認知度が上がっても生産が追いつかない現状で、同時に高級フルーツとして価格に見合うだけの品質も提供してなければなりません。 |
事務局> |
一個千円以上のキウイはプレミアムフルーツです。 |
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*適地に合ったキウイ栽培 |
長谷川 |
香川県はキウイ生産に適した産地。その中で生産を増や していく事、良質のものを作る事が生産者の価値で、その次は人材創出だと思います。 |
事務局> |
良いキウイを作る舞台は整っていますよね. |
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*世代交代への期待 |
大倉 |
特に離島などで農家の世代交代がうまく進んでおらず、生産者の高齢化は深刻な問題としてとらえなければならない。作業の簡単化やマニュアル化が進めば若い生産者獲得も、生産拡大にもつながります。オリーブ島のようにキウイ島ができたらいいですね。 |
事務局> |
キウイ島ができれば全国区の観光地になれそうです。 |
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*楽にキウイを作るのは… |
福田 |
作業を楽にする方法はいくらでもありますがどう品質に結びつくかです。我々、技術者はそれらのデータ収集を急がなければなりません。 |
事務局> |
若者が楽しくキウイを作る日がまもなくやってきます。 |
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*加工食品という受皿 |
島田 |
農産物にはどうしても味にばらつきがあります。やはり自然が相手、その年の気候により商品として出荷できないものもあるが、その中にも製品と同じで労力とコストがかかっているんです。加工食品に利用出来れば所得の安定にも繋がります。私は今ワインに取り組んでいます。 |
事務局> |
エメラルド色のワインは新しいキウイ革命です。 |
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*加工食品に必要なもの |
長谷川 |
「香粋」の丸い・小さいというイメージをいかに加工食品に生かすか?これがなかなか難しい。そのまま使うにしても一個、一個手で皮を剥くわけにもいかない。過去、開発に失敗しました「皮むき機械」は必要なもの。 |
事務局> |
作業の簡素化にはなくてはならないものかもしれません。 |
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*消費者が食べたい時 |
片岡 |
キウイは追熟が必要なためすぐには食べられない時がありますね。食べたいときに待たされるのは次の購入に結びつかず、生産の拡大にはつながらない。その辺についてはいかがでしょうか? |
事務局> |
いつもおいしいキウイが流通しなくてはだめですね。 |
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*品種の特性への理解 |
福田 |
「キウイの食べ頃=やわらかい」が一般的な認識ですが品種によっては柔らかさは判断できないものもあります。「さ ぬきゴールド」はその例。まだまだキウイの基準はヘイワードです。キウイにより食べ頃が異なることを理解してもらえれば一番いいんですが…。 |
事務局> |
かがわのキウイが毎年豊作、味も世界一。そうすれば世界中が香川のキウイでいっぱい。香川県のお国自慢はかがわのキウイ。スロ―ガンは「かがわのおいしいキウイを作ろう!育てよう!おいしく食べよう!」 |