会員ＮＯ．Ｎ１　島田　満沖さん直撃インタビュー

第2回は、「畑のきういたち」でおなじみの島田　満沖さんです。
サン・キウイ倶楽部ができて、一番目の生産者会員さん。そういったご縁もあり、毎月、生産現場の取材にご協力いただいています。
今回は会員さんとしての島田さんを直撃！！

こだわりのキウイを作りつづけて22年！　島田　満沖さんプロフィール

●ご住所

香川県善通寺市吉原町

●ご趣味

「そりゃ、キウイ栽培やわ」と奥さん。
「そうやな。でも、カラオケや任侠映画も好きやで。」と島田さん。「首領（ドン）への道」は全巻そろえとるなあ。
あと、新作ができたら、まずチェックしとるな。歌といえば、実は19歳の時、演歌歌手としてスカウトされて東京デビューの話もあったんや。まず歌うんは五木ひろしか鳥羽一郎かな。　　

飲料メーカー営業、クレーン会社設立を経て、29歳で就農。
香川県オリジナル品種のキウイ「香緑」と出会い、猛反対を押し切って父の柑橘畑をキウイ畑に転換。
平成10年、生産から加工・販売まで手がける有限会社キウイバードコーポレーションを設立。
「１個1,000円のキウイ」や「使用済み畳を肥料として使っていたこと」（リサイクル）が多数の番組で取り上げられる。

いままで、知っているようで知らなかった島田さんの素顔満載！ではでは、はじまりはじまり～♪

“島田さん　出演番組をチェック！”

１．「日本テレビ　ズームイン朝」で、リサイクルに取り組む農家として紹介
２．「クイズところ変われば」で、クイズ出題者として出演
３．「花まるマーケット」　　　本日の目玉・キウイ特集に出演　　　　こだわりのキウイ・香緑の糖度が高い（甘い）こと等を紹介
４．「朝だ！生です　旅サラダ」　　　ラッシャー板前の日本全国特選素材のコーナーに出演
５．「ＮＨＫ　おはよう日本　今が旬！讃岐の特大キウイ」　　　「香緑」の特徴：普通のキウイの約2倍の大きさがあることを紹介

“(有)キウイバードコーポレーション到着！”

	(有)キウイバードコーポレーションキウイ年間生産量　約11～12万個年間で延べ1,000人パートを雇うほど大忙しです。
	会社の前には奥さんが手入れをした、テッセンの花が咲いていました。「日当たりが悪いからなかなか咲かないのよ～」と奥さん。他にもいろいろな花をプランターに植えていましたよ。

“早速、オリジナル「きういよ～かん」を味見してもらいました！！”

「キウイの酸味でさっぱりしてて何個でも食べられるな。うまいで」
キウイの加工も手がけている島田さん。

「売るんやったら日持ちせんけん、当日限定販売やな」と商売人の顔も覗かせました。

》》》きういよ～かんの作り方はこちら

“さてさて、本題。サン･キウイ倶楽部に入会したきっかけは？”

「やっぱり香粋にほれたからやな。」

香粋に出会って思うたんは、うまいが一番。かわいらしさ。毛がなくて、食べやすいこと。これほど日本人の嗜好にあった果物は他にないと思うたね。それが一番で入会したんや。香川県オリジナルで品種登録しているのも魅力やね。

“マル秘エピソード　大公開！”

「畑のキウイたち」のコーナーの取材のため、島田さんのキウイ畑を訪れるようになって約1年。何度取材に行っても、その度に新しい話をしてくれる島田さん。まだまだ、こんなネタを隠しもっていました！
●名付けて、カラオケ大会あらし！！！
本格デビューの話もあった島田さん。カラオケ大会などに出場すると、トロフィーをかっさらっていたほど。名付けて、「カラオケ大会あらし」。なんと、「兄弟舟」や「矢切りの渡し」の作曲家として有名な船村　徹先生の前で歌を披露する機会があったとか。島田さんが歌いだすと、ざわざわしていた周囲がシーンと静かになって、船村先生は目をつぶって聞き入ったそう！
●キウイの缶詰を作ってみたら・・・？
「よし、いっぱしの百姓になってやる」そう誓った日から２２年。「非常識を常識に変える」。今まで挑戦した事は数え切れないほど。そんな島田さんですが、「こんな失敗もあったな」と話してくれたのは、“キウイの缶詰”。「キウイを加熱すると、緑色がとんでしまい、黄色くなってしまってな。まるでパイナップルの缶詰のようでどうにも売れなかったな。でも、「失敗は成功のもと」というやろ。それ以降、緑色をどうやって保つか研究した結果、変色しないぎりぎりの温度を発見したんや。」

取材アルバム